同僚や上司、お客との会話がうまくいかない、話が続かない。家でも家族との会話が少ない。いつも話しているのは自分以外の誰か。なんてことはありませんか?
自分はまさにそれです。
特に初対面のお客ともなれば、仕事以外のつなぎの話って奴が全然できません。
雑談力ってやつでしょうか。
こうやってうまく話すことができない経験が続くと、自分は口下手なのかもしれないと、ますます苦手意識が大きくなってしまいますよね。
人をよく見ること
人と会話するには、その人がどんなことに興味があるのか、どういう性格の人なのかをまず知らなくちゃいけません。
そのためにはまず「質問上手」になりましょう。
たくさん話す必要はありません。
相手にとって、興味があることなど的確な質問をすることができれば、相手はどんどん話してくれます。自分の興味があることを面白おかしく話すよりも、相手が興味を持ってること・楽しい話題を引き出せた方がきっと相手にも好印象になるはず。
質問上手になり、聞き上手になれれば「あなたと話をするのは楽しい!」ってきっと思ってもらえます。
どうやって質問上手になればいいのか
質問上手になればいいって言ってもその質問がうまく出てこないってことですよね。
相手がポジティブになるための質問にはパターンがあります。そのパターンさえ覚えてしまえば会話がどんどん弾むって訳ですね。
会話が弾む質問パターン
まずは「挨拶」で
やっぱりまずは挨拶からですよね。
この挨拶でまずは、相手の心をぐっと惹きつけたいです。
悪い例
本日はお忙しいところお時間いただきまして、ありがとうございます。それでは早速よろしくお願いします。
いきなり本題に入っちゃってますね。これじゃあ流石に硬すぎて、相手にとってもなんの面白みもないですねよね。いきなりハードルを上げる必要はありません。
良い例
本日はお忙しいところお時間いただきまして、ありがとうございます。
…..(ひと呼吸置いて)
いやぁ〜、それにしてもいい天気になってよかったですね。
こちらは雨大丈夫でしたか?
ポイントは相手が簡単に応えられるようなポジティブな質問を混ぜての挨拶をすることです。
相手の身につけているもの、身の回り、会話の中からヒントを見い出す
会話が途切れてしまった時、今までしてきた会話の中や相手の身の周りのアイテム、身につけているものなどからヒントを探すのも手かもしれません。
○○さんスゴく素敵な時計をしてますね。
どちらの時計ですか?
これですか?これは●●●の時計でね、そんなに高くはないんですけど気に入ってるんですよ。
へぇ〜、時計詳しいんですか?もしよかったら今度色々教えてくださいよ。
なんて感じで広めてもいいですし、
COTORAさん先ほどからiPadをかなり使いこなしてますね。
Apple製品が好きなんです?
いや、これは会社の支給なんですけどね。自分でもいろんなApple製品を持ってますよ。実は私、Apple信者でして。。。w
そうなんですか!実は私もMacintosh IIからのユーザーで、いまだに捨てられずにいてですね。。。w
などと自分の趣味にも繋がりそうなネタがあればなおいいですね。
ただし、自分が熱くなり過ぎないであくまで相手を主体に会話をすることを忘れずに。
聞き上手に必要なテクニック
続いては相手の話をうまく聞きいてあげること。
なんだ聞くだけなら簡単!って思っていたらそれは間違いです。
聞き上手っていうのは、つまり相手に話しやすい状況を作ってあげることが重要です。
相槌には自分の感情をプラス
相槌は「へぇ〜」とか「なるほどねぇ〜」とか「確かにね」とかだけじゃなくて、「それはすごいですね!」とか「大変でしたねぇ。。。」とか「自分もそう思います!」なんて感情を少しプラスして場を盛り上げましょう。
相手は、あなたのリアクションも気にしています。こうするだけで相手はよりグッと話しやすくなるはずです。
余裕があれば自分の気持ちも少し話そう
相槌でいいリアクションをするだけでも大分違うとは思いますが、やはり相手にずっと話をさせるだけでは、相手も「この人あんまり興味ないのかな?」とか「自分ばかり話し過ぎてるんじゃないのか」なんて不安に感じさせてしまいますし、場合によってはそんなに会話が続かないこともあるでしょう。
そんな時に相手の気持ちを踏まえて、自分の気持ちや体験などを話すことができればベストです。
長く話す必要はありません。相手の気持ちに乗り、自分も同じように思っていたことや似たような体験をしたことがあればその内容を上乗せするイメージです。
会議や打ち合わせの場合
会議や打ち合わせで、様々な意見を求められる時は相手の意見には上記の方法は通用しません。ここでは、あなた自身の意見が聞きたい場面ですので、しっかりと準備をした上で自分の意見を発言しましょう。
ただし、若干緊張感をほぐしたりしたい場合は、周りの人の意見を聞いてみたり質問してみたりするのはありかもしれません。
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