こんにちは、マルオです。
フリーランスのデザイナーです。
フォント管理に何か特別なソフトは使ってますか?
ボクは、メインマシンがMacBookProなんですが、ストレージは256GBであんまり積んでません。
なので、デザインでフォントはいろいろ使いたくとも
そこまで大量にインストールすると厳しいので、
別のストレージにフォントファイルを置いて、
フォントをインストールせずにフォント管理ソフトを使用してます。
デザイナーがデザイナーのために作ったフォント管理ソフト「 FontBase」
フォント管理ソフトは、有料無料含めてたくさんありますが、もう迷うのはやめましょう。FontBaseを使いましょう。
FontBaseのメリット オススメの理由
結論からいって
- 基本完全無料(有料機能もあるけど、無料で充分)
- Windows・Mac・Linuxに対応
- UIが洗練されてて使いやすい、検索しやすい
- 軽量で処理速度が早い、Macの動作も早くなる
- Adobe CCやSketchにもちろん対応
- フォルダ管理がMacと同期
- Googleフォントを取り込む
詳しくみていきましょう。
FontBaseは基本完全無料
機能追加したい場合は、FontBaseもサブスクもしくは、
買い切りで有料版がありますが、基本的に無料機能で充分すぎる機能があります。
無料版は基本的にずっと無料です。
FontBaseの有料版の場合は、
$3 / 月、$29 / 年、180$ / 買い切り です。(※2020年10月12日現在)
有料版は、フォントを管理する上でさらに便利な機能が追加されます。
- 検索機能の強化(フォントの高さ、太さ、コントラストなどによる検索)
- 自動アクティベーション機能(これはあると嬉しい)
- フォントグリフの機能強化
- 複数プレビュー機能…など

ちなみにボクは以前Suitcase Fusionを使っていましたが、
サブスクで12,000円 / 年でした。
決して安くはないですよね。これ考えたらFontBase買い切りでもいいかなと。

FontBaseはWindows・Mac・Linuxに対応
人気のNexusFontは、WindowsのみでMacユーザーのボクは悔しい思いをしましたが、
FontBaseは、Windowsはもちろん、MacもLinuxにも対応してます。
とくにWindowsとMacのどちらも使用している方には
同じアプリで管理できるとのは、うれしいですね。
FontBaseはUIが洗練されてて使いやすい、検索しやすい
日本語対応していない(日本語フォントの管理は問題なし)ので、
英語表記にはなりますが、基本的にそこまで複雑なメニューではなく
アイコンなどで直感的に操作しやすいです。
デザイナーがデザイナーのために開発しただけあって、
デザイナーのやりたいことわかってるなーと細かいところで感じます。
表示わかりやすいUIになってます。

個人的にはテキストカラーや背景色、テキストの配置、フォントサイズ、行の高さを調整できるのは、ロゴ作成時とかによかったですね。
FontBaseは軽量で処理速度が早い、Macの動作も早くなる!
ボクのMacにはフォントが4000以上あります。
正直これを全てFontBookにインストールしていたら、
ストレージがなくなるし、なによりMacの動作がめちゃくちゃ遅くなります。
膨大なフォントをどうにかしたいと思って、フォント管理を検討している人の一番の原因ではないですかね。
フォント管理ソフトには大抵ある機能ではありますが、
中にはフォント数が多くになるにつれてフォント管理ソフト自体の動きが
もっさりするものもありますが、FontBaseはその点4000フォント入れていても快適に動作しました。
FontBaseはAdobe CCやSketchにもちろん対応
こちらもデザイナーにはなくてはならない、
むしろこれがないと使えない機能ではありますが問題ありません。
FontBaseはアプリを再起動することなく、フォントをアクティベートすれば
Adobe CCのPhotoshop、Illustrator、InDesign、XDやSketchでもフォント選択可能になります。
WEBをやる人間としては、XDやSketchに対応してるのは嬉しいですね。
Figmaも対応してくれるといいなぁ。
FontBaseはフォルダ管理がMacと同期

これも地味にうれしい機能でした。
フォント管理ソフト上でフォルダ整理しても、結局Mac上にあるフォルダは変わらずだと折角整理したのに別のフォント管理ソフトに変えたりしたら、また整理し直さなきゃいけないのか。。。ってなります。
読み込むフォルダを元々整理しとけばいいのかもしれないけど、
折角プレビューできるんだから管理ソフト上で整理した方が、断然楽。
FontBaseはGoogleフォントを取り込む
WEBサイトやアプリでWEBフォントを使うことも増えている
というか定番になってきたこの頃。
Googleフォントを使うこともよくあります。
Googleフォントのサイトに行って確認せずとも、FontBase上で3000以上あるGoogleフォントをチェックできて、しかもそのままアクティベートできちゃう。
めちゃくちゃ便利です。
FontBaseのデメリット
正直そこまでデメリットに感じませんが、
- UIが日本語対応していない
- たまに日本語フォントを読まない時がある
- 自動アクティベーション機能は有料
ボクが使用していて気になったのはこれくらいでしょうか。
気になったといっても、特に複雑なUIではなく直感的でわかりやすいので
日本語に対応していなくても、問題ないと思います。
あとは、無料なので贅沢はいえませんが、
自動アクティベーションがあると便利ですよね。
たとえばイラレのデータを開いた時、
現状アクティブになっていないフォントがそのデータ内で使用されていた場合、
自動でアクティブにしてくれる機能です。
FontBaseをダウンロード

FontBaseの公式サイトに行き、
Download for freeをクリックでアプリのダウンロードが開始されます。
あとは、圧縮ファイルを展開してアプリフォルダに移動して、
アプリ起動!

今まで年間12000円も払っていたのが、悔やまれます。
フォント管理に困っていた、サブスクじゃなくて無料のフォント管理に変えたいと思っているデザイナーの皆さんぜひFontBaseを試してみましょう!