色々ありまして個人事業主として、2019年10月23日に起業したマルです。
前厄で色々あって人生のどん底まで落ちた自分は、フリーランスか、個人事業主か、はたまたもう一度会社員として働くのかという人生の岐路にたった訳ですが、自分は個人事業主の道を選びました。
ちょうどいいタイミングで、たまたま自分の住んでいる町の商工会が毎年開催している、自分で新たに事業を起こしたいと思っている人に向けた「創業塾」なるもののチラシがみに飛び込んできました。
起業はしたいけど、正直不安だらけ。
特に経理のこと、税金のことは全くといっていいほどの無知。
無知ゆえに損をしたり、知らない間に脱税とかやらかしちゃうんじゃないか、などなど特に金がらみのことが不安で不安でしょうがありませんでした。
で、このチラシを見るとどうやら、起業するにあたって色々なことを教えてくれるらしい。
受講料が5,000円ほどかかるけど全6回プロの方が、みっちり教えてくれるんなら安いもの。
ってことで、受講してきました。
この商工会主催の創業塾は、全国の様々な市区町村で行なっているようで、中には無料で受けられる市区町村もあるみたい。
受講内容は、講師によって様々だけどまずは、自分がどんな事業を行いたいのか、その上で何がどのくらいかかるのか、協力者や競合など身の回りの環境はどうなのか。なんて感じで事業計画書を作るのがまず一つあると思います。
無料、もしくは格安でプロから起業のイロハをいろんな視点で教えてくれるんだから、特に自分のように起業はしたくても何からしていいのかわからない、なんて人は行って損はないです。
創業塾のメリット
市区町村によって、内容は多少違うものの共通のメリットがあります。
運転資金が少ない人や、全くないような人でも創業塾を受ければ特に資金面でかなり補助されるんです。
創業塾を受講修了後に証明書が発行されます。
これが下記のメリットを受けられる証明になります。
登録免許税の半額にしてくれる
これから創業する方、または創業して5年未満の個人が会社を設立する際に、登記にかかる登録免許税が軽減されます。
具体的には
- 株式会社又は合同会社の場合、資本金の0.7%→0.35%
- 合名会社又は合資会社の場合、1件につき6万円→3万円
- 最低税額の場合、株式会社設立は15万円→ 7.5万円、合同会社設立は6万円→ 3万円
という感じです。登録免許税の軽減は、株式または合同会社で資本金がものすごい大きいものでもない限りは微々たるものですが、少しでも抑えたい場合はありがたいですね。
「小規模事業者持続化補助金」の補助上限額が倍に
これも今回創業塾を受けたことの要因の一つだったんですが、自分の町の創業塾を受講した場合、「小規模事業者持続化補助金」の補助上限額が倍になります。
平成30年度の「小規模事業者持続化補助金」の内容は、下記のようなものでした。
対象者:商工会議所地区で事業を営む小規模事業者
補助率:補助対象経費の3分の2以内
補助額:原則50万円
もちろん、補助率は通常通り2/3以内なので、1/3は自分で支払うし、補助金が実際に自分の手元にくるのは先になるので、支払い先には自分で立て替えて支払う必要がありますので、ご注意を。
仲間ができる
別に馴れ合いをしたいわけではないけれど、同じ悩みを持つ人や自分と全く違う観点をもっている人と出会い意見し合うなんてことはなかなかない機会です。
よく異業種交流会とかはあるけど、創業塾にきている人はもっと本気な人が多いと感じました。
実際にこれから自分で事業を展開するぞ!やるぞ!っていう志の持ちようがよくあるなんとなく参加する異業種交流会とは全然違いました。
こうした場でできた人との繋がりはきっと起業してからも、コミュニティを作っておけばそれぞれの得意分野を活かして新たなチャンスが生まれるんじゃないでしょうか。
中にはちょっと話しかけづらいなとか、そういうのは苦手だと思う人もいるかもしれません。
が、起業するのにそんなこと言ってたら、起業なんてしない方がいいと自分は思います。
自ら意見してチャンスを掴む!そのために必要なことなら、苦手なことだって楽しむくらいの姿勢でいれば、思いも寄らない好機に巡り会えるかもしれませんから。
COMMENT